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機材修理・改造

CPUファンをリテールから虎徹 Mark II SCKTT-2000へ変更

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へたれちゃん
へたれちゃん

CPUファンと言えば昔から虎徹だよな~

ラビ
ラビ

リテールファンも悪くないんだがな

CPUが冷えない

私が使用しているPCのケースはいわゆる「静音型」と呼ばれるケース。内面に消音の為のスポンジが張り巡らされていたりして、静音性に関しては最高性能のケースだ。

しかし静音性の高いケースはいわゆる「窒息ケース」と呼ばれ、とにかく熱がこもりやすい。

マイニングを始めてから、ケース内の温度が上昇しやすく、特にcpu温度が洒落にならんくらいあがっていた。特に負荷がかかっていないにも関わらず60度を超えている・・・。

それに伴い、CPUファンもブンブンとまわりまくり、煩わしいことこの上ない・・・。フルマックスの3000rpmで爆速回転している。設定が悪いってのもあるがな・・。

まぁRYZEN2700Xに付属してきたリテールファンを爆熱の5800Xに使用しているのだから冷えないのも当然といえよう。小型ファンの宿命というか、まぁ仕方ないのだが。

ちなみにマイニングで使用しているRTX3090はマイニングチュにGPUコア温度57℃、メモリジャンクションが90℃近くまで上昇している。そろそろ冷房をいれないとまずいか(2021/4/22)

これらの対策として、今回は評判の割と高いCPUクーラー 虎徹 Mark II SCKTT-2000へと変更してみて、リテールファンからどのくらい効果があるのかを確かめてみたい。

交換作業

リテールファンを取り外し、虎徹mark2に交換していく。

虎徹mark2のパッケージ(正面)

虎徹mark2のパッケージ(側面)
虎徹mark2のパッケージ(背面)
虎徹mark2のパッケージ(側面)
虎徹のサイズ。お持ちのケースに入るかどうか、よく確認しよう。
内容物。CPUファン(左上)と、ヒートシンク(右上)
取り付け金具・部品類(下部)
筆者のpcについているAMD純正CPUファン。
これは結構冷えるんだが、9cmファンで3000rpmという爆速で回るため、とにかくうるさい!

CPUファンを取り外していく。ここで注意することは「一気に手前に引き抜かない」ことだ。
手前に引くとCPUがCPUファンにくっついて引っこ抜けてしまう事がある。
特にグリースを塗った直後などまだグリスに粘性が残っている状態にスっぽぬけが起きやすい。
下手をするとCPUのピンを折ってしまい再起不能・・・という事も考えられるので、絶対に手前に引かないこと。
画像のように左右にねじりながら少しずつ引き剥がしていけば、安全に取り外せる。

CPUファンを取り外した状態。中央がCPU RYZEN 5800X。
AMD純正ファンの接続金具を外した状態がCPU右側で上下にM4程のネジ穴が。
右側は虎徹mark2付属の取り付け金具をつけた状態。

ついていたグリースはアルコールウェットティッシュで拭き取った。良い子はキムワイプとCPUグリスクリーナーを使おうねっ★

虎徹付属のCPUファン取り付け金具をつけているところ。後部のスペーサーがどっかに飛んでいってブチ切れた。

ヒートシンクを取り付けた状態。虎徹mark2のヒートシンクは左右非対称であるから、セッティングしやすい方向に取り付けよう。

ファンを取り付けた状態。ファンは画像の方向だと右側から左側に抜ける。

ちょうど、ケースファンが排気ファンであるため、直列に並ぶようにエアフローを考え、右側から左側に空気が抜けるような仕組みにしてある。

今まで使っていたAMD純正CPUファン。お役目ご苦労。

虎徹mark2が冷えない場合

筆者は虎徹mark2を取り付けた後、なぜかCPU温度が下がらず70℃ほどをキープ。「なんで冷えねえんだ糞CPUファンじゃねえかああああ!」とブチ切れながら解体したところ、虎徹mark2のCPUと接する部分にシールが貼ってありました。

シールにグリース塗ってそのまま付けちゃったんですね(テヘッ

たまに掲示板などで「虎徹が冷えない」という低評価書き込みがありますが、まぁ十中八九これでしょう(笑

シールは剥がしましょう(重要)

ビフォアーアフター

CPU温度

変更前(リテールファン)
変更後(虎徹)

はい、リテールファンから変更して5℃くらい減りましたね。やはり評判の良い虎徹マーク2。いい冷えっぷりです。

GPU温度

変更前(リテールファン)
変更後(虎徹)

GPU温度に関しては現在温度を見る限りどちらも変化はないようです。

ファン回転速度

変更前(リテールファン)
変更後(虎徹)

また、虎徹のほうが12cmファンを使用しているぶん、明らかに静かです。そりゃリテールファンは最大速度が3000rpm、虎徹は1300rpmなんですから、騒音に関してはこっちのほうが有利なのは当然といえば当然ですよね。

筆者はこのゲーミング&マイニングPCが置いてある部屋を寝室としているので、爆速轟音のCPUファンの煩わしい回転音から開放されたのは助かりました!

ハッシュ速度

ハッシュ速度に関しては変化はありませんでした。GPU温度に変化がないから当然ですね。

まとめ

虎徹mark2は結構安価なにも関わらずいい冷えっぷりです。またリテールファンと比べてファンの回転速度が遅いために騒音が少なく、筆者のように寝室とマイニングPCを同じにしている人にとっては、間違いなく交換したほうがよいと感じました。

静音性に関しては水冷や簡易水冷のほうが良い、という意見もありますが、筆者は以前簡易水冷の液漏れや故障などに散々悩まされきてているので、空冷のほうが安定して冷えると判断し、今回虎徹mark2を導入しました。

本当にオススメです。

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