複数あるスモークグレネードの活用方法
逃げる際に使用する
これが代表的な使い方ですね。
相手に追われている際にスモークグレネードを投げて煙に巻くという方法。
ジャパニーズニンジャらしい煙幕の使い方といえます。
煙をまく際の注意点しなければならないのは、左の図のように味方の周辺にいきなり煙を撒くと、味方はいきなり視界が塞がれてしまい混乱してしまうということ。
これは利敵行為になってしまうので、初心者は特に注意が必要ですね。
およその逃げる先が決まっているならば、その逃げこむ先に煙幕をはりましょう。
ボイチャでつながっていない場合でも煙幕があればそちらに逃げることはわかるので、逃げる合図としてもよいかもしれませんね。
スナイパーに向けて投げる
ネチネチと遠くから狙い撃ちにしてくるスナイパーは嫌らしいですよね。
ゲームによっては遠くまで届くスモークグレネードランチャーもあります。
こういったグレネードは遠距離の相手に対して煙幕を当て、狙撃手の目をくらまし狙撃不可能にするという方法です。
高所などの有利ポジションに陣取っているスナイパーに対してスモークグレネードを投げつけ、煙で囲ってやりましょう。きっとアナタに対する狙撃が止むでしょう。
擬似的な遮蔽物として使う
スモークグレネードはゲームによってはかなり長い時間、濃厚な煙幕をはり続けることができるものもあります。
こういった煙幕は視界を奪うため、擬似的に遮蔽物として使えます。もちろん、煙の中をめくら撃ちしてこられると、運が悪ければ当たってしまいますが・・。
左図の上の図のように、敵と味方との間になんの遮蔽物もない場合は、無防備な状態を晒してしまうことになります。
ですが、左図の下の図のように黄色の範囲に煙幕をまけば、敵と味方との間の斜線が切れて銃撃が難しくなります。
写真のように、この煙幕の端をうまく活用して、敵を攻撃するというテクもあります。
この場合の問題点は、こちらが有利な状態だったのにも関わらす敵と味方との間に煙幕を張ってしまい、敵を倒しきれなかったじゃないか!と味方から顰蹙を買うパターンですね。これが往々にしてあるので、この遮蔽テクは状況の見極めが難しいです。
例えば敵が高所に陣取っており、こちらに遮蔽として利用できるものがないような場合、いわゆる「有利ポジを取られている状態」ですね。
こういう場合は積極的に使って良いでしょう。
敵の視点を誘導する
敵に追われている・・・しかしスモークグレネードを投げるとその場所に自分が逃げ込むことがわかってしまう。
そういう時は逃げ道に対してスモークグレネードを投げるだけでなく、ダミーとして別の場所にスモークグレネードを投げるというテクもあります。
これをすることによって敵は複数の煙に対して意識を向けなければならず、追ってくる敵は選択を迫られ、部隊を分散するかもしれません。
そうなれば各個撃破も可能になりますし、うまく逃げられる可能性も高くなるというわけですね。
待ち構えている相手に対して投げる
相手が坂上などの有利ポジションに陣取っていて、こちらが坂下の不利な遮蔽物に隠れているような状況のとき。
後ろからはアンチエリアが迫ってきていたり、別の部隊が迫っていたりして絶体絶命。
このような状況の時はもう坂上に突っ込むしか無いので、遮蔽物として煙幕を坂に張り突撃です。
味方の実力を信じて、全軍突撃です。
味方の蘇生時に使用
味方を蘇生している間というのはとても無防備な状況になります。
それ故になるべくならば倒れた味方は遮蔽物に隠れて欲しいのですが、ダウン中は移動できないゲームがあったり、移動できてもとてもじゃないけど遮蔽まで移動できない、というケースもあるでしょう。
そういう場合は、ダウンしているプレイヤーに対して煙幕を打ち込み、煙幕内で蘇生するという方法もあります。
煙幕は熟練したプレイヤーが使わないと利敵行為になる
上で述べたような煙幕の使い方が代表的なものですが、所々に注意点として書いたように、状況によっては自分の張った煙幕が原因でパーティーが全滅するという事態に発展します。
それ故にスモークグレネードの使い方はかなり難しく、FPS初心者が使うと間違いなくひんしゅくを買う結果になってしまうでしょう。
FPSをある程度やりこみ、状況判断が的確にできるようになってから、スモークグレネードを活用していくのがよいでしょうね。
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