リグフレーム使うとグラボをマザボに直でさせないよ~
きしめんを使わないと無理だねぇ
リグフレームの良し悪し
筆者は適当にマイニングリグを作成してきた。しかし収益もかなり伸び「これってケチる必要なくね?」と思うに至って、作ってきたまな板リグをリグフレームに組み替え直している最中だ。
しかしリグフレームへの組み換えを行うにあたって問題になるのが「グラボをマザーに直刺しできない」という問題。これを解決するのがライザーケーブル、いわゆる「きしめんケーブル」だ
きしめんケーブルとは
きしめんケーブルはマザーボードのPCIEスロットからグラボまでを伸ばすものだ。様々な規格・種類があるが、マイニングをする上ではそれほど性能を必要としない。
筆者の場合、1000円程度のものと、10000円ほどの高級なものの二種類を使用している。
1000円ほどのものは大抵GEN1.0~2.0程度の性能しかないもので、大体の場合はGENなんちゃらも書いてない。でもマイニングをする上ではGEN1.0でも全然問題ないので、あまり考えなくても良い。
メリット
ライザーカードへの電源供給が不要になる
通常、ライザーカードへは何らかの方法で電源を供給する必要がある。一般的なのはPCIe6pinケーブルを二本接続して、75w+75w=150wの電源を供給する。
しかしこれも電源からペリフェラルやSATA電源ケーブルを介して変換ケーブルを使用して接続して・・・と煩わしいし、接続も面倒なことになる。
その点、マザボのPCIeを延長するきしめんケーブルならば、電源はマザーボードから直接供給可能なので、電源供給が不要になる(もちろんグラボ本体へのpcie 6pin or 8pin電源供給は必要)
ライザーカード・変換ケーブルが不要
上記で述べたように別途ライザーカードが不要になるし、ライザーカードへの電源供給ケーブル・変換ケーブルが不要になる。あまったケーブルで別のグラボに電源を供給して・・・という発想も可能になるので、1電源でグラボへ供給できる本数が増えたりする。
デメリット
取り回しが面倒
上の写真を見てもらうと分かるように、ライザーケーブルを一度途中で曲げている。
リグフレームとPCIeスロットの位置が微妙にズレているので、このように曲げないとはまらないのだ(笑)
微妙な曲げ加減のため、少しの振動で抜けそうw
でもそれを固定するすべが思いつかない。うーん・・・・まぁ地震が起きないことを願うばかり。
PCIeスロット上部にしかグラボを配置できない
当然のことながら、短いきしめんライザーケーブルを使う場合には、マザーボードのPCIeスロットの直上にしかグラボを配置できない。
なのでグラボの配置などレイアウト上自由な配置が難しくなってしまうのだ。
RTX3060(旧)を使用するときはGen3.0以上のものを
RTX3060(旧バージョン)の場合、「GEN3.0以上のスロットに直で挿す」ことと、特殊なグラフィックドライバーを組み合わせることで、LHRとしてのハッシュレート制限を受けず47MH/s程度でマイニングができる。
しかしリグフレームを使用すると、リグフレームの形状によってはRTX3060を直でマザーボードに挿すことができない。こういう場合にライザーケーブルを使用するのだが、1000円ほどの安価なライザーケーブルの場合はGEN1.0~2.0までにしか対応しておらず、このハッシュレート制限解除ができない(GEN3.0ではないため)
なのでこういう場合には、GEN3.0以上対応のきしめんケーブルを使用する必要があるのだ。
まとめ:きしめんケーブルも準備しておこう
とはいえライザーカードが不要になるメリットはかなり美味しい。ライザーカード自体は大して高くもないのでケチっても仕方ないのだが、電源ケーブルを別途用意するなど必要になるため、ケーブル数が増えて美観上あまり好ましくないことになる。
しかしきしめんケーブルならばライザーカードが不要になり電源供給が必要なくなるので楽といえば楽である。
要は「ライザーカード+GPU+電源ケーブル」か「きしめんライザー+GPU」の二種類の接続方法をうまく使い分けることで、どのような状態でも臨機応変に対応できるようにしておくのが良いと思うゾ
きしめんケーブルって1000円ちょっとで買えるのね。
少しストックしておこうかな
楽天SPUの買い周りポイントを盛るのにちょうど良いんだ
1000円のライザーを複数店舗で買いまわればすぐにポイント10倍いくぞ
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