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マウントコンバーター MC-11をソニーα7 IVで使う

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へたれ
へたれ

ソニーのILCE-7M4買ったけどキャノンのレンズ使いたいよー

ラビ
ラビ

MC-11は公式には対応してないけど使えるぞ

キャノン使いからソニー使いへと転身

筆写は長年、KISS x5を使用してきた。ダブルズームキットで18-55と55-250という標準ズームレンズが付いてくるキットを購入した。

いわゆる撒き餌レンズが付いてくる入門機というやつであるが、スマホやコンデジの写真と比べてクオリティが非常に高く、満足していた。

ただ最近、会社で野鳥撮影・動物撮影や来客者の集合写真など、なぜかプロクオリティの写真を求められるような事が多くなり、もっと自分の写真レベルを向上させたいと思うようになり、フルサイズセンサーを搭載した高性能な一眼が欲しくなったわけだ。

時代はミラーレスへ

KISS x5を購入してからすでに10年が経過していた。どうやら最近は猫も杓子もミラーレスという状態になっているようで、これを機会ににミラーレス機に移行したほうがいいなと思うようになったのだ。

ただ筆写は所詮アマチュアであるから、機種選びは難航した。どうもキャノンのミラーレス機は他社よりやや出遅れ感があるようで、現在(2022年3月)の時点ではミラーレスといえばソニー機らしい。

しかも発売したてのα7 IVというのが、望遠ズームレンズの200-600mmとx2倍テレコンと組み合わせて1200mmの焦点距離を実用レベルで運用できるとのこと!これは買わなきゃ!

でも、CANONのレンズも使いたい!

KISS x5は10年使ってきたが、その間に色々なレンズを追加で購入してきた。そのどれもが中古であり高くても3万円ほどのものではあったが、一部にはふるさと納税で貰った実売5万円ほどのマクロレンズもあったので、「やっぱCANONのレンズ使いたいよな~」と思ったのだ。

そこで色々調べたのだが、どうもマウントコンバーターというのを使えば行けるらしい。行けるらしいのだが、マウントコンバーターには各社色々なものが出ている他、AFが使えない、動作に不具合が出るなどかなりトラブルも多いらしく、悩んだ。

しかもα7 IV ILCE-7M4は発売が2021年12月と、発売してまだ3ヶ月ほどしか経過していない。それ故、各社のマウントコンバーターが正式対応を歌っておらず、何を買えばいいのか非常に悩んだ。

しかしとある掲示板でシグマのMC-11が割と使えるという噂を入手。早速MC-11を購入してみた。

MC-11がきた・・・しかし!

SIGMA マウントコンバーター MC-11 キヤノンEFレンズ/ソニーEボディ用 。ちなみに中古で買いました。2万円くらいでした。

シグマのMC-11

蓋をあけるとこのようになっています。
α7IVに取り付けたところ。結構大きいね
今回取り付けるのはキットレンズとしてx5に付属してきたEFS55-250mmとEFS18-55

早速レンズを取り付け・・・・ん?なんかレンズつかない!
うぎゃあEF-Sレンズ付かない仕様じゃないですか^^^^^^^^^

左はEF-Sレンズ。上の黒色の部分が、コンバーターの樹脂と干渉してしまうんですね。

MC-11をEF-Sレンズに対応させる改造

まぁそれは事前の調査でわかっていたことではあるんです。どうやら分解して、中の基盤を保護している樹脂製の部品を取り外さないとEF-Sレンズは付かないとのこと。早速分解していきます。

分解は精密ドライバーで4本のネジを取り外す

上の写真のように、精密ドライバーで一本一本ネジを外していきましょう。

・・・・が、このネジ。「このネジだけは絶対外させないぞ」というメーカーの強い意思を感じるほど、強力なネジボンド(ロックタイト?)で接着してあります。

外そうとすると、すぐにネジがナメてしまい、外せなくなります。外せなくなりましたw

こうなるともう、ドリルでネジの頭を飛ばすしかなくなります。シャレならんです。やらん方がよかったかも(´・ω・`)

外せました・・・
んで今度は、内側のネジも4本外します。
これも例のごとく、ナメちゃって外せなくなりますw

んで内側の4本ネジも外しますが、75%の確率でネジのプラスのところが滑って潰れてナメます。4本中3本、ドリルで頭を飛ばしました。シャレナランw

ネジとばす様子
精密機械にこれはどうなの?
で、ネジを飛ばしたあとは内側のカバーを外す!
外れました!
次は最組付け。

あとは組み付けていきます。ネジは幸いなことに予備がありましたが・・・。すこし寸法が違ってて本体側に加工が必要になりました。

組付け&動作確認

α7IVに組み付け。

MC-11でCANON EFS55-250mmを使用確認 =>◯

早速、組み付けて動作確認していきます。

動作確認です。正常に使えますね~

MC-11でCANON EFS-18-55を使用確認 =>◯

同様にEFS18-55mmも使用確認。問題ない!
ただたまに、AFが効かなくなるタイミングがある?
カメラ本体を起動し直すと治ったり。不安定。

MC-11でSIGMA 10-20mm 1:4-5.6 DC HSM動作確認 =>△

APS-Cの超広角レンズ。
が、なぜか10mm粋だとAF&シャッター動作せず。11mmくらいにすると動くw
屋外で使用するとなぜかAFがきかないことが

MC-11でSIGMA AF-λ 75-300mm F4.5-5.6 => ✕

ハードオフで550円で拾ってきたジャンクのレンズ。
AFが正常に機能しない。MFならOK
流石に規格が古すぎるか

MC-11でTOKINA 100mm F2.8 FF MACRO 仕様確認 =>◯

ふるさと納税でゲットしたTOKINAの100mmマクロ
問題なく使える!フルサイズセンサー対応だけにこれは嬉しい

MC-11で TAMRON SP AF Di LD (IF) 200-500mm 1:5-6.3 動作確認=>◯

TAMRONのAPS-C用200-500mm。普通に使える。やったね!

まとめ:改造はリスクがあるからやめた方がいい・・・けど

さて、今回はSIGMAのMC-11改造工事を含め、所有している各種レンズの動作確認を行った。

結果的に非常に古いジャンクレンズ以外はほぼ問題なく使えた。但し、一部の機種で最望遠端でシャッターが着れなかったりといった不具合は発生した。まぁ事実上大した問題ではないので問題はないが。

だたし今回の改造記事をみてもらうとわかるように、精密ネジは取り外しが事実上困難なので、ネジ山をドリルで飛ばす必要がある。当然ネジは鋼であるから、鋼の削りカスがマウントコンバーター内に入り込んでしまう恐れもあり、危険だ。

なぜならマウントコンバーターはカメラのセンサー&レンズと密接に接触する部分であるから、下手をするとこれらセンサー・レンズに削り粉が傷をつけてしまう恐れがあるからだ。正直、かなりリスキーだなぁとは思った。

へたれ
へたれ

改造するとCANONのEF-Sも使えるようになるのね~

ラビ
ラビ

EF-Sレンズは素直に諦めて改造は控えたほうがよさそうだよ

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コメント