VTUBERってぶっちゃけどうなのよ
儲けたいスパチャほしいとかならやめとけ
トーク力や魅力ないならなおさらな
私の配信の流れ
私はもともと配信はあまりやっていなかったのですが、昔気まぐれでApexを配信した時に「どうも撃ち負けるなぁ」と配信をやめてしまいました。
それもそのはず、ApexRegendsは結構なマシンスペックを要求されます。接近戦などのFPSが急激に低下するようなシーンではマシンのパワーが物を言うので、裏で配信ソフトを動かしているような状態だと急激にFPSが低下してゲームにならないんですね。
配信をやめて少し経過した頃、実家に数年ほど放置していた故障PCを気まぐれで直していたときに「コイツなんかに使えないかなぁ」と思った結果、「あぁ~配信に使えるかな」と。
そこで私は「配信専用PC」と「ゲームPC」を分けることで、ApexRegendsのプレイに支障がでないような配信環境を整えました。
そのあたりのことは
FPSのOBSの録画・配信設定(ApexLegends版)
https://fps.ww3.jp/2020/09/25/fps%e3%81%aeobs%e3%81%ae%e9%8c%b2%e7%94%bb%e3%83%bb%e9%85%8d%e4%bf%a1%e8%a8%ad%e5%ae%9aapexlegends%e7%89%88%ef%bc%89/
ここを見てください。
これも気まぐれで始めたのですが、私が昔から使ってたピンクツインテールな着物少女のアイコンをFacerigで動かせるようにしました。作成したツールはLive2Dですね。作成時間は3時間ほどだったかな?
実を言うとLive2Dは結構前にいじっていたので、操作感がわかっていたために結構早く作れました。がまぁ、初心者だとソフトの内容把握に結構時間がかかると思います。絵を描いて、Live2Dにつっこんで、振り付けをして、facerigに入れて・・・1周間ほどは勉強しながらやる必要があるでしょう。
Vtuberも始めた・・・しかし人は来ない!
んでまぁ、昔気まぐれで買って数年放置していたボイスチェンジャーもあるし、これを使って美少女Vtuberになろう!と初めて一ヶ月ほど経過した所。
はい、再生数はほとんど延びませんね。というか「身内しか見てない」です(笑
ボイチェンによる女声が糞というのが大きいですが、それ以前に「新人Vtuberの新規参入は厳しい時代」だと言えるでしょう。
そもそも、Vtuberが出始めたのは2017年ころですでに3年が経過。当初は「かわいい女の子がゲームやってる!」というだけで人も来たようですが、現時点で数万人ほどいるVtuberでは視聴者の取り合い、というかにじさんじといった大手放送に九割以上視聴者を取られる現状。
ApexRegendosならTIE Ruさんやスタヌさんなどの高ランク大手配信者を追うのが普通なので始めたての弱小チャンネルを見に来る人はほとんどいません。4時間ほど配信して数人ってところです。
このような状態ですので「Vtuberを新規ではじめて一発あててやろう」などとは思わないことですw
もう時期が遅いです。よほどのトーク力や美少女声・コネクションがあるならいけるかもですが、素人の新規参入は厳しいです。3Dモデルや数万円もするようなボイスチェンジャーを使ってのバ美肉を目指すならなおさら、ですね。儲け狙いなら大損しますよ。
人のこない放送・・・がメリットも有る
基本的に人のこない配信ですが、メリットもあります。
自分の立ち回りを見返すことができる
私はApexRegendsをプレイしているときは基本的に配信することにしています。というのも、自分の立ち回りを後で見直して「あぁ、ここはこういう行動をとったから死んだんだな」といったことを見返すことができるんですね。これって結構大きなメリットです。
「自分のプレイのログを撮っているんだ」と思えば気も楽になります。
仲間と動画を共有できる
私がバ美肉vtuberを始めたことは身内にはバラしてます。それを踏まえて身内にチャンネルを晒し、プレイを見返すのに活用してもらっています。
Apexは3人プレイなので3人以上は入れませんが、配信しながらなら他の仲間とチャットでやりとりをしながらコミュニケーションが取れるってのが大きいですね。
フレンドに配信動画をプレゼントできる
野良で出会って仲良くなった相手に「私はこういう配信をしているんですよ」と自己アピールできます。海外の人とも親睦を深められるので面白いですよ。
youtubeの収益化基準に近づける
Youtubeで収益を得るためにはチャンネル登録者数1000人、一年で4000時間再生といったハードルの高さがあります。
私はこのチャンネルを始めてから10年ほどが経過している古株のチャンネルですが、Vtuberを始める前はチャンネル登録者数は160人ほどでした。
が色々とやっているうちに現在は180人くらいまで登録者が増えてきています。身内が半分くらいのような気がしますが。
それでも少しずつ収益化基準に近づいていくのは嬉しいですね。特に再生時間に関しては放送のたびに数時間は増えているので気長にやれば案外達成できるかもしれません。
サイトの素材を作れる
サイトを作成する上で「ああ、ここであのシーンの画像があったらいいよなぁ」といったケースは結構あるもので、そういうときに過去の配信を見直して「この場面を切り取って使ってやろう」というケースがままあります。
配信しておけば勝手に動画はたまっていくので、取りたい放題です。
配信した動画は上の画像のようにyoutube studioからダウンロードできるので、自分のPCのHDDを圧迫することもないのでいいですね。
トーク力を磨くことができる
私は技術系オタなのでトーク力は全くありません。そもそも人と話すという機会は、ネッ友とディスコードでボイチャしながらゲームやるときくらいです。仕事も人と話すことのない状態ですので、日常で人と会話する機会はコンビニのおばさんとのやり取りくらいですね。糞な人生です。
そんな人生なので必然的に人との会話は少なくなり、会話力が低下していきます。
Vtuberを初めてよかったと思うのは「頑張って話をしよう」と思えるようになったことですね。人間は不思議なもので、ほとんど話をしないと話し方を忘れていくものですが、Vtuberを初めて一ヶ月ほど経過すると、少しずつですがお話ができるようになってきました。
こうなると「話下手」という長年のコンプレックスを少しずつ払拭できるようになり、40歳にもなった私が「自分の弱点と向かい合う」機会をえることができて、Vtuberを初めて本当によかったと思っています。
英語力が向上する
私は「ゆかりねっとコネクター」というソフトを使って、日本語字幕と英語字幕を表示しています。またそのコメントを音声読み上げさせており、これにより日常的に「英会話の練習」的なことができるんですね。
また配信をしているとまれに外国の方がちょこちょこと顔を出してくれてコメントをいただけます。
びっくりしたことにロシアのVKというところから結構アクセスがあるんですね。ロシア人・中国人・ブラジル人といった人たちが私の動画を見に来てくれてコメントをくれました。
英語のコメントを読むために翻訳し、あぁそういうことかと納得し・・・でも「やっぱ英語は翻訳サイトを使うんじゃなくて自分で読めるようになりたいよなぁ」と勉強を決意しました。
部屋が温まる
2PC環境はゲームPCと配信PCの2台を同時にフル活動させます。とんでもなく部屋の温度が温まりますよ(笑)
冬場はストーブいらずです。夏場は死にます・・・電気代もやべえw
電気代ヤバいので楽天でんきに入りました。
絵描きスキルが向上する
私は元々漫画描きが好きで色々と描いてきましたが、ここ十年ほどは筆を折っていました。やはり絵かきの世界もうまい人達がたくさんいるので「まぁ上手い人の絵を見ればいいや」的な感じに心が折れていたんですね。
けれども試しに描いた絵をFacerigで動かしてみたところ、「おぉ、自分の絵が動いている!」と感動しました。この感動が原動力になり、Live2Dを使えるようになり、Ipadを購入して絵を描いて・・・とまた絵かきのモチベーションが向上してきたんですね。
Youtubeのアイキャッチ画像を作るのにも絵のスキルはいりますし、ツイッターなどで宣伝する際に絵を投稿するとハートが結構貰えますしファンを増やすのにも役立つと思います。
ボイスチェンジャーの調整ができる
私はおっさんプレイヤーですが美少女の皮をかぶって配信しています。いわゆるバ美肉というやつですね。
ただこのボイスチェンジャーの調整、極めて難しい、です。
単純に声を甲高くすればいいというものではなく、配信ソフトの周波数を調整したり、イコライザーやマイクアンプの調整ダイヤルを数ミリ単位で調整したり・・・と非常に難航します。
現状でとても聞けたもんじゃないな・・・と感じつつも少しずつ調整を煮詰めています。
また配信すると音質が変化するので、配信のたびに「あぁ、この声じゃだめだな」とうんざりしながら再度調整・・・を繰り返していくことになります。
vtuberを始めたての頃はほとんど誰も見に来ないので、ボイスチェンジャーの調整タイミングとしては最適だと思っています。ボイチェンがうまく調整できたときは再生数も伸びるので結構わかりやすいですよ。
逆にボイチェンの調整がだめだったときは、視聴者はすぐに離脱するので判断しやすいです。
高度なオーディオの知識を得られる
ボイスチェンジの調整をしていると普段は全く関係のないオーディオの深い知識を学ぶ機会を得られます。
オーディオインターフェース、各種イコライザー調整、イコライザーの種類、コンプレッサーやノイズゲート、ディセッサー、エフェクト、エコーの調整などなど、普通に生きていたらおよそ関わることもなかったオーディオの知識を得られたのは私にとってとてもいい経験でした。
いろいろな人と関われる
vtuberとしての活動をはじめ、長年使用していなかったツイッターを再開しました。ツイッターを通しいろいろな人と関わることで、自分自身の成長と「インフルエンサーになりたい」という意識が強くなってきたんですね。
私は承認欲求が強い方ではないのですが、「できれば人に一目置かれたいなぁ」なんてちょっと思い始めました(笑
耐コロナウイルス生活に適応できる
これ。
意外と思われるかもしれませんが、配信に夢中になってくると、配信を中心とした生活になってきます。私はApexの配信を19時~22時くらいまでは行いますが、この時間から配信するために色々準備するため家にこもりがちになりました。
私が住んでいるところは超田舎なので、外に出て遊びにいくのにも車を使って時間単位で移動して・・・という立地的に不便なところ。
故に「もう外に行くより家で配信やってた方が楽しいじゃんこれ」と思うようになってきました。
結果として三密を避ける環境となりました。
結論:儲けにはならない、が、人生経験にはなる
Vtuberで配信を始めても、これが儲けにつながるというのは難しいと感じざるを得ない状況ですね。
ですが配信を通して人生経験を積むことができるというのはとてもよいことだと思います。
私のように独身で仕事もほとんどないような暇で暇でしょうがない人は、暇つぶしにやってみてもいいとおもいますよ。
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