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単焦点レンズとズームレンズの比較検討なんかをしてみた

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へたれ
へたれ

ズームレンズ便利~♪

ラビ
ラビ

単焦点レンズも必要だぞ

ズームレンズだけで良い・・・?

筆者は旅先で一眼レフカメラをよく使用してきた。標準ズームの18-55mmの画質で満足できる体質だったのだが、最近フルサイズミラーレス機であるソニーα7IVを購入してから「うーん、単焦点レンズ必要なんじゃ・・・」と思うようになった。

レンズの明るさ

よく言われるのは「ズームレンズは暗い・単焦点レンズは明るい」だ。F1.4といった明るいレンズはほぼ単焦点レンズですね。明るいということは手ブレも発生しにくいし、写真の絵は良くなるし、暗所でも撮影しやすくなるし、いいこと尽くめなわけです。

構造上、ズームレンズはレンズの枚数が増えるのでどうしても暗くなりがち。下の方で比較しているのも、F値が同じにはならないので、やはりズームレンズは不利な結果となっています。

レンズの重量

また、レンズの枚数が減るため、単焦点レンズは基本的にズームレンズより軽くなる傾向にありますね。ただ筆者の使用しているマクロの100mm( TOKINA 100mm F2.8 FF MACRO )は490gとズームレンズと比較しても結構重量級。

20mmといったパンケーキレンズに近いサイズだと、100~200mmクラスの単焦点レンズもあるようですが。

写りの良さ

結果から言うと、写りの良さは間違いなく単焦点レンズの方が上。ズームレンズは28~200mmと焦点距離を変動させなければならないため、設計上の無理がどうしても生じてしまいますが、単焦点レンズの場合は焦点距離を変える必要がないため、絵作りを徹底的につきつめられるというわけです。

そりゃ当然よい写真が撮れますよね。

でもレンズの付替えが面倒

単焦点レンズは当然、一つの焦点距離しかまかなえません。なので対象との距離を変化させるためには撮影者が移動しなければなりませんし、遠方の被写体を撮影しようと思ったら長距離に対応した焦点距離の単焦点レンズかズームレンズに交換しなければならないです。

レンズの付替えを頻繁に行わなければならない関係上、カメラ内にホコリやチリが入り込みやすくなります。センサーやレンズにホコリが付けば写真が台無しになることもあります。

ズームレンズは便利だが・・・

筆者はタムロンの28-200mmレンズを使用している。フルサイズ対応で28から200mmのレンジをカバーできるのはとても良い。最新のレンズだけあって写りも申し分無いと思っている。思っていた。

話は変わるが楽天のSPUポイントの改悪が進んでいる。3月末にはポイントがかなり改悪されてしまうため、この記事を書いている2022年3月末までに、なにかふるさと納税を楽天経由でしようと考えていた。

去年は100mmの単焦点レンズをふるさと納税でゲットしたわけだが、今年もなにかレンズをふるさと納税でゲットしようかなぁなんて考えていた。

しかし上で書いたように、タムロンの28-200mmをすでに購入済みだし、200mm以上のものは200-600mmがある上、APS-C用だが10-20mmの超広角レンズもあるから、まぁレンズの追加購入は必要ないかな、なんて考えていた。

だが、ふるさと納税で特に欲しい物もなく、家電なんかをもらっても邪魔になるだけなので、レンズをふるさと納税でゲットするというのは、個人的には非常に有りな選択肢。ただ、現状でズームレンズの範囲は全てカバーしているわけで、今更単焦点レンズをゲットしてもなぁなんて考えていた。

ズームレンズと単焦点レンズを比較写真

そこで、だ。筆者の単焦点レンズに関するノウハウは、実は100mmのものしかない。APS-Cのkiss x5でたまに使用すると「あぁ~なんとなく写りがいいな?」くらいにしか考えておらず、このレンズを使うタイミングはあまりなかったのが正直なところだ。

が色々調べていくと、レンズの写りの良さというのはセンサーサイズが大きくなるほど顕著になるということで、ここはSONY α7ivでズームレンズと単焦点レンズの写りの比較をしてみて、自分の中で答えを出そうと思うようになった。

今回使用するのは、
ズームレンズ:TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
単焦点レンズ:TOKINA 100mm F2.8 FF MACRO
の二本だ。

SONY α7IV側はオートモードで撮影。

いつもの電柱

いつもの電柱を撮影。撮影距離は20mくらい。

ズームレンズ 100mm(103mmになっとったがそこは許してw)
単焦点レンズ100mm

いつもの電柱を撮影。やはり、というか下の単焦点レンズの方が、明るく映る。
これは絞り値の関係もあるだろうが、レンズ自体の明るさの影響がかなり大きいだろう。

左がズーム、右が単焦点
やはり単焦点レンズの方が明るく写っている。
また、背景のボケ具合がかなり違う
左がズーム、右が単焦点
ズームレンズはなんとなく写りが甘い。
単焦点は非常にハッキリくっきりと写っているのがわかる。

いつもの電灯

いつもの電灯。撮影距離は5mくらい離れています。

いつもの電灯を撮影。
左がズーム、右が単焦点
やはりズームは甘い。単焦点は撮影対象がハッキリとでるし、後ろの木のボケが実にいい。
解像感がこんなに変わるんですね。

まとめ:作品を撮りたいなら単焦点レンズは必要

実用上、ズームレンズがあれば大体のことはなんとかなります。特に観光地で写真を撮るといった用途にはズームレンズが最適でしょう。

ただ、上の比較から見ても「写真作品を撮る」という用途になると、単焦点レンズが必要になってくるというのはわかると思います。

へたれ
へたれ

いい絵を撮りたかったら単焦点レンズが必要なのね。

ラビ
ラビ

バカ高いズームレンズと格安の単焦点レンズが同じくらいの絵になっちゃう世界のようだね。

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コメント