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一眼レフ初心者はジャンクのレンズをハードオフで拾おう

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へたれ

カメラのレンズって高いよねぇ

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ラビ

ジャンクレンズを拾うってのもありっちゃあり

カメラのレンズはとにかく高い

筆者はエントリーモデルの一眼レフを使用している。元々風景写真が好きでよく撮影しており、純正のEF-Sキットレンズで十分な状態だった。

が、会社からの依頼で野鳥や野生動物の撮影を依頼されてから、機材のレベルが低いことでシャッターチャンスを逃すことが多く、頭を悩ませている。というのも、キットレンズでは望遠長が足りないのだ。やはり野生動物となると300mm以上の望遠長はほしい。

70-300mm程度の中古ジャンクレンズは数百円で転がっている

で、だ。超望遠と呼ばれる400mm~の望遠レンズは、とにかく値段が高い。新品で購入しようと思うと平気で5万円、10万円、といったお金が飛んで行ってしまう。筆者のようなアマチュアの場合、いきなりこれだけのお金をレンズに投資するというのは覚悟がいる判断だ。

なので望遠レンズを買ってみたい!という初心者の方は、ハードオフに行って望遠レンズの良い玉を探してみるのも面白い。

筆者は近場のハードオフでジャンクの75-300mmレンズを拾ってきた。価格は550円。
ハードオフを5件ほど巡回してみたが、70-300mmレンズのジャンクは10個ほどあった。

ジャンク品は状態をよく見よう

しかし所詮ジャンクはジャンク。ゴミとして放置されているのには必ず理由がある。

レンズ内のカビ・汚れ

一番多いのがこのレンズ内の汚れ。レンズがカビカビになってしまっており、撮影すると影が映ってしまうためにそのままでは使い物にならない。
ただこのカビは無水エタノールで丁寧に清掃すると消えることもあるので、分解のノウハウがある人はレンズを再生できる可能性もある。

ただし、分解用の機材もそこそこの値段がする上に手間もかかるし、そもそも分解が超困難なタイプのレンズ(古い純正のキットレンズなど)もある。分解して再生できるかを見極める目も必要で、初心者にはとっつきにくい感は否めない。

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レンズの分解は非常に困難
youtubeなんかでジャンクレンズ拾ってきてレンズ清掃して~と、簡単にやっているように見えるけど、たいてい失敗する。

筆者も110円で購入してきたレンズを分解整備トライしてみたが、案の定レンズを破壊した(笑)

すまん・・・燃えないゴミ逝きだ。

レンズエラー

上で書いた110円で買ってきたジャンクレンズ。取り付けて撮影しようとすると「ERROR1 カメラとの通信不良です」というエラーメッセージが出てしまう。結論から言うとこのタイプのエラーがでるジャンクレンズは修復不可能と思われ。

半分解してエタノールで基盤を清掃したり、エアブローしたりしたが症状は変わらず。そうこうするうちに基盤からの配線がちぎれてお亡くなりに。

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分解整備にトライ(この後、破壊w)

古すぎるレンズ

んで今回拾ってきたのがこの「古すぎるレンズ」。いわゆるフィルムカメラ時代からのレンズで、正直言って古すぎる。

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sigma zoom af-λ 75-300mm f4.5-5.6 発売日は1991年(30年前)らしい(笑)

が、単に古すぎるというだけで、レンズにカビもシミもなく普通に使えた。絵もそこそこ悪くない絵が撮れるので、標準の18-55mmレンズしか持ってないような一眼初心者で「とりあえず300mmの望遠撮影を試したい」というような人にはアリな選択肢と感じた。

ただし古すぎるレンズだけあって、最近のレンズのように樹脂製でなく金属製なのでそれなりに重い。その上、今どきのレンズには当たり前にある手振れ補正なんてのもないので、注意が必要だ。

作例:300mm(手ブレw)

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古いレンズだから手ブレ補正なんてものはない。
なんで、こんな感じでブレちゃうw
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作例2:300mm(ブレなし)

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ブレないように撮るのが難しいよねぇ
シャッタースピードとかちゃんと調整しないと
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作例3:75mm

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ここで知識として知っておかなければならないのは、古いレンズと新しいレンズの違いについてだ。レンズの光学的な部分の進化については、おもに望遠~超望遠といわれるレンズの進化が著しいようだ。
なので400mm~のレンズを購入する場合は、素直に最新機種を買った方がよい。が今回のように昔からある~300mm程度のレンズの場合は、あまりこの影響はないと思う。

また最新のレンズの場合、コーティング技術の飛躍的発達により、逆行などの際に生じるフレアの発生を大幅に抑制できる。が今回購入した中古レンズの場合、そいうったコーティング技術がまだ未成熟な時期のものなので、フレアには気を付けたい。

懐かしい雰囲気の写真ができあがる

ただ、逆にいい感じにフレアが入った写真というのも魅力的ではあるので、別の活用法もあるオールドレンズが流行になっているのは、昔のレンズ特有の映りに魅力があるからだ。

上の電柱電線の写真を見てもらうとわかると思うが、どことなく懐かしい雰囲気を感じないだろうか?

今どきのレンズは非常にクリアな写りで万人受けする反面、昔ながらの昭和的な雰囲気の写真は撮れない。この微妙な懐かしさは昔のレンズでしか表現できないものなので、あえて古いレンズを狙ってみるというのも面白いぞ。

追記:フルサイズ用レンズでしたw

筆者はずっとAPS-C構成でやってきたんであまり考えたこともなかったんですが、上の550円レンズはフルサイズ用のものでした。

最近、ソニーのα7 IVってフルサイズ用ミラーレス機を購入したんですが、このジャンクレンズが普通にフルサイズ用として使えてびっくり。

まとめ:ただ同然だしとりあえずジャンク拾ってみては?

ハードオフにいくと古いジャンクレンズが大量に転がっている。その多くは110円~500円程度で購入できる。状態を見極める目は初心者には無いだろうが
「あぁ、これがCANONのEFマウントか、EF-Sとの違いはこれか~」とか
「これがテレコンバーターってやつかぁ」とか
「昔のフィルムカメラってこんな感じだったのかぁ」とか
実際にジャンク品のレンズを手に取って色々と調べてみると、ただ撮影しているだけでは得られないような知識を実体験できるので、とても勉強になるぞ。

そのついでに今回の筆者のように実際に使えるお宝レンズを手に入れられる可能性もあるので、トレハンをしているようでとても面白い経験だった。

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へたれ

使えるレンズがあるか分からないけど、カメラの知識を積めるってのは面白いね

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ラビ

実際に色々なカメラを触れるってのはとてもいい経験になるぞ

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