マスターってキチガイみたいにグラボ買ってるよね
儲けとかはあまり考えてないみたいだぞ
2021/10/15追記
いやぁ、ビットコインの価格が680万まで来ましたね!
こうなることはおおよそ予想できてはいましたが、筆者はマイニング収入を即円に転換する「即円転法」で地道に稼いできたため、ちょっと後悔していますorz
というのも320万円時代に採掘したBTCをそのまま持っておけば、今頃は既に機材代金も回収が終わっていたと思うと、いやはや後悔しかないですねぇ・・・。
でもまぁ6月7月の「もうマイニングは・・・BTCは終わりだ・・・」というあの雰囲気の状態で、下記に掲載しているように割安になったグラボを淡々と買い増ししていった経営判断力は、決して間違っていなかったと思います。
今後はBTCがどこまで上昇するかは定かではないのですが、10月15日時点で既に採掘&過去のBTC売却費用で半分以上は元が取れているので、今後は淡々とBTCを掘りためていきます。
筆者の投資感
さて、ついに私のマインニングファームも1GH/sを達成しました!パチパチ👏
かけたお金は250万くらいですね。グラボの数は20枚くらいでしょうか。
2021年9月時点で毎日8000円分くらいBTCを積み立てている感じ。ただまぁ12月にETHの大規模アップデートがありそこからマイニングでの報酬が減っていくようなので、正直言ってこの報酬は継続できないと感じています。
それでも筆者はマイニングを続けていきます。それはなぜか・・・・!?
株式投資より高配当である
筆者の投資のメインは株式投資だ。上に配当の一部を記載した。
通常、株式の配当は年2%程度を狙うのがいわゆる安全圏で、筆者もあまり大きく儲けることを考えず、S&P500といった手堅い投資をしている現状だ。
が、100万円投資したとして2%利回りだと2万円/年程しかない。数千マン投資してもこれだけで食えるという性質のものではないのが現状だ。
反面、マイニングの場合はおよそ1年程でマイニングに投資した金額を回収できる(もちろん、安価にグラボを回収できればの話だが)
利回りで行けば100%利回りだ。これがどれだけ「ぶっ壊れている」かは、投資をしている人ならすぐ分かるだろう。通常、不動産投資などでは数十年かけて原資が回収できれば御の字と言われる。大抵の投資はだいたいこんなもんなのだが、マイニングは100%を超える利回りなので、投資として考えるとどれだけぶっ壊れかが分かるだろう(笑)
が、マイニング市場は明日はどうなるかわからない。実際7月に720万をつけたBTCは翌々月には320万まで急落しているほど、不安定な市場なのだ。
故に「ハイリスク・ハイリターン投資」という位置づけになる。が、アジアのどっかのよくわからんエビ養殖事業に投資するより、グラボが手元に残るマイニングの方が、リスクが少ないと感じているため、筆者はポートフォリオの一部としてマイニングを取り入れた。
株式投資は手堅い運用をし、ハイリスクハイリターンな部分はマイニングに任せるという考えなわけですね。
・・・ただ、筆者としてはマイニングは「これで儲かるぜ!ウエヘエエエェェl!」と安直に考えているわけではない。それは「日本という国に対する危機感」から来る投資感だ。
日本円への危機感
日本円の価値の低下
筆者は日本円へかなり強い危機感を感じています。給料はそのまま、というかコロナ禍の影響で下がっているのに、食品はなんだかどんどん値上がりしてません?
カントリーマァムのサイズを見てください。筆者が子供の頃のサイズと比べえらい小さくなりましたね。筆者が子供だったから大きく感じたのかな・・・?って思ったけど、実際小さくなってました。
そう、同じ円の価格でも買える食品のサイズが小さくなったんです。世界の食べ物の総生産量はそれほど大きく増えないので、相対的に日本円の価値が下がったんです。
これっていわゆるスタグフレーションという奴です。経済状況的にいえば最悪の方向に向かってるんです。
こりゃ円貯金だけだとやばいと思いません?なのでそのカウンターとして仮想通貨積立を始めたんですね。
日本だけ賃金が下がることのヤバさ
このグラフを見てください。世界比で日本だけ賃金が下がっていますね。バブル時代からどんどん給料が下がっているのです。体感でもそう感じますよね?
なのに他の国はどんどん賃金が上がっていく。これが意味するところがわかりますか?
そう、世界中がお金をどんどん印刷して世界全体のお金の量が増えたんです。なのに日本は賃金が上昇していない。だから同じ円を出しても昔のようなサイズのカントリーマァムは買えなくなっちゃったんです。
株がガンガン上昇してるのも世界のお金の量がどんどん増えてるからですね。コロナ禍でお金を大量に印刷したため、ここ1、2年の株の上がり方は異常です。
でも日本の賃金は下がってるんです。ヤバくね?
日本の株は誰が買ってるの?
当然こんなんだから、日本企業の株は人気ないです。でも放っておくと日本企業の株の価値はどんどん下がって日本経済がヤバくなっちゃうから、日銀が買ってます。そうすると日本の企業は潰れなくて済むから安心安心。お金は刷ればいいしね♪
誰も損しない錬金術!
・・・・・ってそんなにうまくいくと思います?本来潰れるべき日本の企業が日銀に買い支えられて潰れないということは、本来なら淘汰されていくべき採算のとれない古い体質の企業が生き残ってしまうということです。
とうことは世界的な視野で見れば日本はどんどん技術的に遅れた、採算の取れないゾンビ企業が生き残ってしまう。本来潰れるべき企業は潰して、新しいテクノロジーを開発している企業に人材を回すべきなのに、それができない。
ということは日本は世界にどんどん技術的に遅れを取ることになりますね。実際そのようなことが起きています。この流れは、日本が取り返しのつかないほどの後進国になるまで続くでしょう。日本の円の価値は下がり、いずれは日本円で石油や石炭・食料品の輸入も難しくなると私は見ています。
あなた、日本円の貯金だけで大丈夫ですか?
日本の製造業ヤバくね?これから何で食べていくの?
白物家電業界がここ10年で壊滅しましたね。中国に技術を取られ、価格的に優位にたった中国製品に、無駄な機能てんこ盛りの日本製品が勝てるわけもなく・・・。
車産業が日本の産業を支えているような状態ですが、お世辞にも未来が明るいとは思えません。かつて日本を支えた造船業や鉄鋼業のように尻すぼみになっていくだろうことは容易に想像できますね。
中国やインド・その他新興国が技術を付け、日本は製造業で優位に立つことが難しくなってきたんです。車もエンジン車からEV車へと移行しつつあり、モーターとバッテリーつけるだけで作れてしまうEV車は価格的にも生産性的にも有利であり、新興国が車を作ることになっていく。
となると現在日本を支えている車産業は、ここ10年ほどで急激に衰退していくことでしょう。車産業を支えていた様々な産業も、それに伴い衰退していくのです。製造国家としての日本の終わりですね。
日本の車産業が抱えている問題は深刻で、2035年までに欧州ではガソリン自動車の販売が違法になります。ではEVを日本も作って売ればいいじゃないかと思うのですが、問題はそんなに簡単なことではなく、クリーンエネルギー(太陽光・風力等)を使用しない工場で作ったエコでない電気自動車はペナルティが課せられるんです。日本は火力比率が他の国から比べてかなり高いのでペナルティを課せられ、その分自動車の価格が上乗せされます。となると外国のEVと価格で戦えなくなり、競争力を失うんです。
日本政府がこれだけ太陽光発電を推すのは、こういった事情もあるからですね。
白物家電も駄目、製造業も駄目、車も駄目・・・・そして観光もコロナ禍で駄目、となったら、日本はなにで食べていくの?
答えは投資・金融です。投資国家になるしか、日本が生き残るすべはないのです。となると将来どのような事が起きると思いますか?
多額の資金を持っている投資家は裕福になり、お金を持たない一般人はその日を食べていくのも難しいほどに貧困になる。その差はもはや埋めることができないほどになることが想像できるわけです。
このような未来が見えているのに、それでもあなたはまだ労働者として日々の賃金を得ることに執着しますか?
安倍さんがアベノミクスで一般人に投資を勧めたり政府がNISAなどを推奨したりしていたのは、彼らにこの未来が見えていたからなんですね。「もう製造業で食えなくなるから、あんたらうまく自分の資産運用して食えるようになれよ。あとは知らんぞ」と言ったんです。
金価格から見た日本円の本当の価値
金本位体制ではないけれど、金の価格は通貨の本当の価値を見るのに有効です。筆者が金地金を買ったのが2008年頃で3000円で買いました。現在は7000円になっていますね。
相対的に見て、15年ほど前から日本円の価値が半分以下に落ちたと見て取れませんか?以前は3000円で買えた金が、7000円出さなきゃ買えなくなったんです。
通貨の本当の価値は金の価格を見るとよくわかるという例です。
失業時の備え
筆者はもともといわゆるブルーカラーで製造業の工員として働いていました。大変に頭の悪かった筆者は工業高校を卒業した後、すぐに小さな町工場に就職。工場内は40度を超える温度で、1300度を超える真っ赤な鉄の塊を目の前にして、奴隷のような仕事を続けて心と身体を壊しました。
仕事を休職したとき筆者は「収入を絶たれたときの備えをしないと詰む」ということを痛感しました。そしてその頃に初めたのがアフィリエイトで、凄まじい額を稼ぎました。
そのアフィリエイト収入を糧に筆者は会社をやめ、夜間の電気工学の専門学校に通い、今があります。
その頃の経験から筆者は常に給与収入が絶たれたときのことを考えています。そこで初めたのがマイニングだったというわけですね。
コロナ禍で失業する人が増える昨今、かつて私が味わったような苦境を味わっている人も多いと思います。ただ実際のところ、危機的な境遇に追い詰められてから初めたのでは遅いのですね。人生まだ余裕のあるうちに投資なり資格取得なり初めておかないと、追い詰められた状態からでは正常な判断は難しいからです。
新円切り替えのリスク
いわゆる「預金封鎖」というヤツです。戦後日本が戦争で負った国の借金を国民に押し付けるため、元々10000円の価値があった紙幣を1000円相当にしちゃったんですね。
すべての銀行口座の取引を一時的に停止して「あと1週間で銀行口座内の10000円は1000円にするね~!でも少額なら引き出していいよ。100円分だけね」って事をやったんです。
コロナ禍で日本の経済が戦後最大の危機を迎えていることは誰でも容易にわかりますよね。まぁ預金封鎖という最終手段を使うことは無いと思いますが、これのカウンターとしても仮想通貨に少しは資産を移しておかないとヤバいなって思ってます。
まあ預金封鎖なんて絶対起きませんが(笑)一応、ね。
安心安全の円の崩壊
上記のこともありますが、安心安全で買われていた円がここのところ怪しい状態になっていると筆者は感じてます。それは中国の南沙諸島侵攻と台湾侵攻の恐れからですね。
中国が台湾侵攻を始めたら、隣国の日本が「安心」なわきゃないんです。そりゃ安心安全で買われていた円の価値が下がっていくことは容易に予想できますよね。
下手をすれば日本にも飛び火する恐れがあるんです。そうなったら円の価値は大暴落します。紙くずになりかねないっす。
ジンバブエで大量のお金をリアカーに乗せて買い物に・・・なんて状態には流石にならんとは思いますがw
日本が戦争に巻き込まれリャ、最悪外国に高跳びッスが、価値のなくなった日本円ではどうにもならん。だから仮想通貨を少しは持っておけば、これを外国に移住した時に売り払って生活の足しにし、そこで生活基盤を作るまでしのげるかもしれないってわけです。
中国人が仮想通貨に興味津々なのも、中国人が中国という国を信用していないからですね。
海外移住の際のグラボの立ち位置
古代から世界を流浪してきたユダヤ人は、常に貴金属を身にまとっていたといいます。彼らはどの時代でも価値のある貴金属を所有することで、どの時期どの場所にいてもその貴金属を売り払うことで、危機的状況を脱することができることを知っていたんですね。
上で述べたように日本が戦火に巻き込まれる恐れが少なからずある現状、「小さくて」「価値のある」貴金属を所有することは最悪の状況になったときのために有効です。筆者も金地金をいくつか所有しています、が、上記の預金封鎖時は金の取引・海外持ち出しも制限されるので、効果は疑問視されます。
その反面、グラボならばアタッシュケースに何本か入れて海外へ高跳びってのも不可能ではないでしょう。実際中国人が日本でグラボを買って自国へと持ち帰っていますから。
日本が戦火に巻き込まれて海外へと移住しなければならなくなったとき、RTX3090を20本アタッシュケースに詰め込めば、120MH*20=2.4GHを持ち運ぶことができます。2021年9月時点でいえば、筆者が1GHで8000円/日(電気代含まず)なので、8000*2.4=19200円/日の収入を得られます。これだけで食べていけますね。
現物資産の価値
日本円が上記の理由から急激に価値を失ったとき、頼りになるのは現物の資産のみとなります。日本円が戦後1/10の価値しかなくなり、また物資と人材が急激に不足した影響から、お金の価値が相対的にみて1/100といったほどまで低下しました。そう、お金を出してもモノや食べ物を買うことができなくなったんですね。
こうなると貧しい市民は大切な着物や腕時計などを農家に持っていって「これを差し上げますからどうかお米をわけてください」と頭を下げて食べ物をわけてもらったんですね。
昨今断捨離などで物を持たないのが美徳とされているような風潮がありますが、こういった状況になった時に一番詰むのはかれらミニマリストです。
反面、世界的にも需要のあるグラボはある一定の資産価値があると考えています。もちろん日本が危機的な状況になった時に、果たしてグラボがお米に変わるかは疑問ですが、それでもグラボの価値が0円になるというのは、現状考えにくいと思います。
最終手段としてのゲーミングノートパソコン
筆者はゲーミングノートパソコンは現状最強の資産だと考えています。筆者の所有しているRTX3080 LAPTOP GPU搭載のゲーミングノートは62MHの採掘量をここ4ヶ月ほど継続して採掘しており、日にすれば400円程を継続的に稼ぎ出しています。
日本が危機的な状況になり海外へと移住しなければならなくなったとき、大切なデータをゲーミングノートに入れて高跳びし、現地でマイニングをしながら生活基盤を構築し、最悪の場合はゲーミングノートを売り払うことで急場をしのげるからですね。
そういう考えの元に筆者はゲーミングノートを2台所有しているというわけです。
まとめ
マイニングが正解かどうかというのは筆者もわかりません。このままマイニング自体が稼げなくなって収束していけば、上記で書いたような筆者の「資産防衛」としてのマイニングは意味をなさなくなるので。
ただ、筆者は日本円の価値が急激にさがっている危機感から、貴金属の購入や株式債権の購入など、資金を多方面へと分割している。仮想通貨やマイニングはポートフォリオのごくごく一部に過ぎない、という位置づけです。
普段バカなことばかり言ってるマスターも色々考えてるのね
まぁ考えすぎって印象はあるが備えておくのは必要だよな
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