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RX6600XTのマイニング・RadeonSoftware設定 ・ハッシュレート設定

ハッシュレート・Afterburner
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へたれ
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AMD radeon RX6600XT買ったけどどうなの~これ

ラビ
ラビ

最高峰のワッパグラボだぞ

新発売されたRX6600XTの実力

さて、先日海外で発売され、本日2021/8/12に日本で発売となったAMD Radeon RX6600XT。グラボコレクターである筆者がこれを発売日に買わないわけはなく、さっそくゲットしてしまいました。はい。

モノはsapphireのRX6600XT GAMING OC 8GB DDR6
金額は55000円(税込み)ほど。今後値段がどのように推移するか楽しみですね。

RX6600XTのゲーミング性能

筆者はマイナー兼ゲーマーである。マイニングも好きだがゲームも好きだ。ということでRX6600XTのゲーミング性能について、海外のレビュアーのレビューをクリップしてみた。

個人的にGTX1660くらいの性能なのかな?と思っていましたが、圧倒的にこちらのほうが性能がいいようです。まぁ値段も上ですし当然か。

グラボのスペックとしてはRTX2070~RTX2080くらい。
結構スペックが高いんですね。

パッケージ開封

さて、早速開封していこう。ツクモで勝ったサファイアの6600XT。

パッケージ!
早速開封だ!
RX6600XT。こぢんまりとしているがツインファンでよく冷えそうだ
背面。カバーはプラスチック。
DPx3、HDMIx1
8pin PCIE補助電源コネクタx1
さっそくライザーカードで取り付けてみた。
AMDのグラボ支えるプレート(SAPPHIRE VGAステイ)x2個もサービス品でついてきた。やったぜ。

RX6600XTの導入

2021年8月13日。日本でRX6600XTが発売されて翌日だが、この時点でRadeon Softwareの自動アップデートではRX6600XTが対応していないので、デバイスマネージャーを見ても上のように「Microsoft基本ディスプレイアダプター」としか認識していない。

なのでドライバーを入れていこう。

RX6600XTの ドライバーのダウンロード

https://www.amd.com/ja/products/graphics/amd-radeon-rx-6600-xt
上のRX6600XT公式ページより、DRIVERS&SUPPORTw押す
上の順に選択して送信
WINDOWS10 ー64bit版をクリック。
ダウンロードだ

RX6600XTのドライバーのインストール

ダウンロードしたドライバーのインストーラーを開こう
install
インストールだ
途中windowsセキュリティー画面が開く。インストールを押そう。
その後、画面が幾度となくちらつくが問題ない
インストーラーの完了だ
デバイスマネージャー上でRX6600XTが認識した!
Radeon software上でもRX6600XTの認識が確認できた。

マイニング

早速マイニングしていく。

今回はNicehash Minerを使用してみる。

Nicehash Minerで正常に認識した。

ハッシュレート&消費電力 追求

マイナーはGMinerを使用する。 なんか他のだと安定しないんだよねぇ~。
まぁ新しいグラボだから今後対応していくと思うけど。

29MH/s 82w デフォルト状態

オーバークロックもなにもしないデフォルトの状態で29MH/s 82wだ
このままだとちょっと微妙?

33MH/S 62w (2021/8/13)

とりあえず面倒なんで適当に10分くらいでセッティングしてみた。
結果が以下の通り。

33.5MH/s 63w (2021/8/14)

んで色々と突き詰めていくと33.5MH/sくらい出るようになりますね。
ただまぁ消費電力も比例して上昇してるんで、どうかなと。ただRX6800 1本と6600XT 2本なら6600XTのがハッシュ高くなりますし有りかなぁとも思います。

33.9MH/s 63w (2021/8/17)

ほぼ34MH/s。満足ッス。
メモリー周波数は最大2368MHz。
これ以上少しでも上げると安定しない(マイナーが止まる)&逆にハッシュレートが下がります。
筆者の石だとこのくらいが安定限界っぽい。

噂ではサファイアのRX6600XTは他社のと比べて消費電力が多い代わりに、ハッシュレートが高く出るんだとか。

温度に関しては全く問題がない(室温26度)

マイニング設定

ハッシュレート

ハッシュレートについてはすでに海外フォーラムでも上がっていたとおり、32.5MH/s (イーサリアム)ほどの実力があります。
これはNVIDIA系グラボでいうならGTX1660SやRTX2070相当のハッシュレートになりますね。

消費電力

今回のこのRX6600XT最大の特徴として「消費電力が少ない」ということが挙げられます。

筆者が10分程いじった上の設定でも33MH/s、62w程は簡単に調整できました。

海外フォーラムによると、つきつめれば32.5MH/sものハッシュレートに対して、消費する電力はわずか55wという省エネ設定ができるようです。電流にすればおよそ0.55Aほどで、10枚揃えても5.5Aという事になります。

これはすなわち、20Aや30Aなどの契約電力の上限が低い賃貸において最もハッシュレートを多く稼げるということになります。

例えるならば30A賃貸で生活に必要な電流値10Aを最低限残したとして、マイニングに使用できるのは残りの20A。この20A(2000w)でどれだけのハッシュレートを増やせるかというのをワッパの悪いRTX3090と比較した場合、下記のようになります。

・RTX3090(120MH/s 300w)

1MH/sあたり(300w÷120MH)=2.5wの電力が必要
2000w÷2.5w=800MH/s (20A分)が最大値

800MH/sを生じさせるRTX3090の本数は800÷120=6.66本≒6本

6.66本のRTX3090(30万円)=200万円

RX6600XT(32MH/s 55w)

1MH/sあたり(55w÷32MH)=1.72wの電力が必要
2000w÷1.72w=1162MH/s(20A分)が最大値

となり、その差は1162ー800=362MH/sもの差となるわけですね。

相互比較

上と同条件で800MH/sを生じさせる6600XTの本数は800÷32=25本
25本のRX6600XT(55000円)=138万円

とRXT3090よりかなり割安で800MH/sを確保できます。

20A分の最大1162MH/sを生じさせる6600XTの本数は1162÷32=36.1≒36本
36本のRX6600XT(55000円)=198万円

となるため、リグ代を考慮しなければ同じ値段でハッシュレート362MH/Sもの差になります。

非常に高効率なグラボというわけですね。後発なだけあって、さすがです。

採算性

現状2021/8/13現在のマイニングとグラボの情勢を簡単に書いていき、その中でRX6600XTが有りなのかどうかを判断します。

RTX3070・RTX3080・・・市場からほぼ玉有り版(非LHR)が消えたため、事実上入手ができなくなった。入手できたとしても中古で価格も高くなってしまった。RTX3070tiでもERGO堀りはできるが、ERGO堀り自体が今後安定して収益をあげられるのかどうかが微妙。

RX6800・・・上記のLHR版問題でマイニングに最適だと言われ始めたRX6800。しかしそれ故に価格が上昇。一時は9万円台で中古が買えたが、現在は12万~と価格が高騰。

RX5700・RX5700XT・・・新品入手不可。中古は入手ができるが極小。手に入れることがかなり困難になったが、マイニング性能は上々。

Vega56・Vega64・・・イーサリアムを掘るにはワッパが悪すぎる(35MH/s 150w・49MH/s 170w)。が、ERGO採掘には向いているので、ERGOの未来にかけるなら有り。中古しかない。

RTX3090・・・高けぇよバカ!ヽ(`Д´#)ノ

上記のことから、新品で入手でき(保証がある)、かつハッシュレートもそこそこ、そしてダントツの低消費電力と3点が揃ったRX6800XTは「次の時代のマイニングを担うグラボ」だと思いました!

RX6800は新品だと13万~でハッシュレートは62MH。消費電力が130w程。
RX6600XTは5.5万~でハッシュレートは33MH。消費電力が60w程。

単純に考えてもRX6800を1枚揃えるより、RX6600XTを2枚揃えたほうが安く上がります。もちろんライザーカードなどの追加費用は抜きにして、ですが。

まとめ:電力量に余裕のないアパート向き

採掘量/ 消費電力(ワッパ)が現在発売されているグラボの中でも最も優れているRX6600XT。なのでGTX1660Sと同じようにパソコンのスロットが空いているところに「とりあえず差してマイニング」という使い方がオススメ。

消費電力が少ないため電源容量に余裕がなくてもOKです。メインのグラボでApexRegendsやフォートナイトなどをプレイし、サブのRX6600XTでエンコード配信。
ゲームが終わったらメインのグラボと合わせてマイニングという運用が理想的と思います。

筆者の購入したサファイアのは補助電源が8pin1本なので電源供給に関してはそれほど心配はいらない感じでした。

へたれ
へたれ

はえ~RX6600XTはエコなんだね

ラビ
ラビ

マイニングしててエコとか何様って感じだけど、ワッパがいいのは間違いないから買いだな

マイナちゃん
マイナちゃん

手に入りにくくなった非LHR版RTX3070や、価格が高騰したRX6800、中古しか手に入らないRX5700シリーズ・・・このあたりのマイニング情勢を考えると、新品で買えて保証も付いているRX6600XTだけでリグを組むってのは手堅いと思うわよ。

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コメント

  1. まつやま より:

    記事読んで6600注文しました。
    デフォルトだと28.5MH、RADEONSoftwareで記事通り設定したところ、何故か12MHに半減。
    何が間違ってるのか分かりますでしょうか?
    今までクイックマイナーしか使ったこと無くてセッティング初めてです。

    NiceHashMiner DaggerHashimoto SRBMiber

    MSI Radeon RX 6600 XT RADEONSoftware
    GPUチューニング・高度な制御にチェック
    最小597
    最大896
    電圧930
    VRAMチューニング・高度な制御にチェック
    最大周波数2364
    電圧チューニングにチェック
    電力制御2

    • astora より:

      こんにちは。
      クイックマイナーとradeon softwareは共用はできなかったような(制御権を双方が主張しちゃうので)
      Nicehash Miner+radeon softwareという構成が基本ですね。

  2. red より:

    初めまして。6600xtを複数枚使ってマイニングを始めてみたのですが不安定なので解決策をお聞きしたく書き込みさせていただきました。
    ナイスハッシュマイナーで設定したのですがosの起動までに30分から1時間、(この時、グラボを減らしていくと減らした分osの立ち上がりは早くなるる)メモリーは8ギガ2枚、仮想メモリーは枚数分設定しています。
    また、立ち上がり後Radeonソフトウェアも設定が出来ないほどクリック後の反応がかなり遅いです。
    更に、ナイスハッシュマイナーを起動させてベンチマークをはじめてもエラーだらけです。
    今のところ安定稼働は6枚までが限界です。
    何か改善できる方法などあればご教授頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

    • astora より:

      こんにちは。
      筆者環境だと6600xtは6800、5700xtとの複合環境なので比較できるか分かりませんが、マイナーはNbminerを使用しており2ヶ月ほど安定動作していますよ。

    • gygy より:

      支えるやつって、どこで買えば付いてきますか?