RTX3060で20MH/sくらいしかでない・・・
制限解除すればもっとでるぞ
RTX3060を買ってみたが・・・
筆者はRTX3090・ RTX3080・ RTX3060・ GTX1660s・RX5700XTの5本でマイニングをしている。本当はRTX3070をたくさん揃えて一気にギガハッシュおぢさん(1000MH/sを達成したさえないおぢさん)を目指したかったのだが、物がないので仕方ない(2021/5/4現在)
物が無いので仕方なくRTX3060を購入した・・・がこれが色々と厄介だった。
まぁブログ的にはいろいろなグラボがあった方が解説にもなるので、いいのかなと最近感じてきた。
次はRTX3070搭載のゲーミングノートPCを購入しようかと目論んでいるのは秘密だ。ノート系マイニングおぢさんってのも結構新しいかも。まぁ半年後には壊れてそうだがw
RTX3060はマイニングに制限がかかっている
さて本題だが、RTX3060にはマイニング制限がかかっている。が、公式サイトがやらかしてくれたおかげで、このマイニング制限を解除する方法が存在しているのだ。
このマイニング制限解除には色々とコツが有るらしく、正直筆者もこれ以上RTX3060を追加するかは悩むところだ。
新型LHRは限定解除ができない
RTX3060のマイニング制限
マイニング制限がある状態だと
・RTX3060以外のグラボを刺すとハッシュレートに制限がかかる
・制限がかかるとハッシュレートが20MH/sくらいしか出ない
RTX3060のマイニング制限解除条件
マイニング制限を解除する条件として、
・旧LHR版であること(現在発売されている3060版は新LHR版で限定解除はできない)
・GeForce Driver 470.05 開発者用ドライバを使用する
・HDMIダミープラグを使用する
・PCI Express 3.0(Gen3)以上か4の×8か×16に直刺し
というややこしい制限がかかっているようだ。
はじめの旧LHR版という条件が厄介で、現在発売されている新LHR版と、旧LHR版を見分ける方法が型番の形式などを詳しく調べるしかないため、RTX3060は厄介なのだ。
筆者のグラボオススメランキングにRTX3060がノミネートされていないのは、こういった理由からだ。
PCI Express 2.0(GEN2)でRTX3060ハッシュ制限解除にトライしたのが上の記事。古すぎるマザーボードの場合、PCI Expressのバージョンが古くハッシュレート制限解除ができなかった。
ダミープラグは筆者は上記のものを購入して使用している。まぁHDMI系のダミープラグならなんでもいいんじゃないかな。しらんけど。
問題は 470.05 のドライバー入手で、どうも怪しいドライバが各種出回っているようなので、よくよく調べて入手しよう。そして入手したら大切に保管しておこう。
注意点
特殊な構成故に、いくつか注意点がある。
NiceHash Quick Minerが使えない
NiceHash Quick Miner はmsi AfterBurnerなどのGPU管理ソフトを使用せずとも、GPUの管理を行う機能を含んでいる非常に便利なソフトだ。
しかし、その使用にはNVIDIAのドライバーが最新バージョンでなければならない。故に上のバージョンで固定して使用しなければならないこの環境の場合、使用ができなくなるようだ。回避策はあるかもしれんが・・あったら教えてちょ。
なので筆者の#3号機リグはNiceHash Miner+AfterBurnerという構成になっている。
新しいグラボに対応できない
当然、NVIDIAドライバーの最新バージョンを使用できないから、新しいグラボには対応できない。なので筆者の#3号機リグは2021/5/4以前に存在するNVIDIA系のグラボを刺す専用機となってしまう。
今後のアップデートで使えなくなる恐れも・・・
NVIDIAのドライバー云々以外に、なにか特殊な対策を取られてこの方法が使えなくなる恐れはある。当然っちゃ当然。このリスクを飲んでまでRTX3060を使うかどうか
2枚以上のRTX3060使用にはコツがあるらしい
筆者の場合、GTX1660SとRTX3060の2枚差しで環境を実現している。がどうも掲示板で調べてみるとRTX3060の複数刺しには特殊なコツがいるらしい。
ライザーケーブルが使いにくい
筆者は定番のこの手のライザーカードを使っている。が、RTX3060の制限回避の場合x16スロットに直接刺す必要があるらしく、この手の便利カードは使えない。
x16を伸ばすタイプなら使えるらしいが・・・どうなんだろうね。
筆者の環境例
筆者の使用しているマイニングリグ#3号機がRTX3060を組み込んでいる構成なので、ご参考までに紹介しておこう。随分前にゲームPC用として購入したマザボに2000円で購入した省エネCPUと余ってたメモリーを使ってリグ化したものだ。
あれ・・・?確かに買ったのこれなのに、なんか色違くねえですか?どうなってんですか楽天さん。謝罪と賠償を(ry
CoreClock -500、MemoryClock+1200、PowerLimit 65%だ。
#3号機リグのハードウェア構成。省エネCPU PentiumG3250に8GBのDDR3メモリ。
マザーボードはZ87-Proを使用しているぞ。元々廃材として実家に転がっていたマザボだったが、CPUだけなかったので省エネのを2000円で購入したのだ。
運用状況
2021/8/9
あれから3ヶ月ほど採掘したが、23000円程採掘したので実質5万円残価だ。
回収までにはあと100日あまりかかる・・・。
ただしメモリーエラーが発生しがちなのが玉に瑕。
結論:特殊な事情がなければおすすめしない。
マイニングをする上でRTX3060という特殊なボードは、正直オススメしない。
筆者のように元々自作が趣味でマザーボードが余っているような場合はいいのだが、新規にマザーボード・メモリ・CPUを購入するならば他のグラボを割高でもよいので買ったほうが、今後のためにはよいと思う。
いろいろ調べてみたが、3060を複数枚刺すと言うのはマザーボードの選定や特殊な条件を考慮ないといけないようで敷居が高いようだ。
しかし、RTX3060は上記で述べたような様々な制限があるがゆえに、昨今のGPU争奪戦において無視されやすく、故に値段が比較的安価であるというメリットが有る。
様々なデメリットを考慮して使用するぶんには割とコスパがよいGPUでもあるので、環境が合えば導入してみるのもよいだろう。
ややこしい設定やドライバ縛りは正直めんどい。
でもコスパはいいんだよな・・・悩む
コメント
はじめまして。
突然のコメントお許しください。
RTX3060の導入を検討しています。
現在、GTX1660Sの最新ドライバでNiceHash Quick Minerにてマイニングしています。
こちらの記事を参考にNiceHash Minerと afterburnerを使用しRTX3060のLHR制限解除をしようと思っているのですが、
既に最新にアップデートしてしまったGTX1660Sが同リグ内に挿さってしまっているため、RTX3060のLHR制限解除は難しいでしょうか?
こんにちは
3060って旧版と新版があったはずだけどハッシュ制限解除できるのは旧版だけ
そこの理解は大丈夫なのかな?
あとドライバは限定版の古い開発バージョンを使用する必要があってGTX1660sは対応してるけど
最近の3070TIとかは認識すらしなくなります
サイトに書いてある通り3060はわかってる人以外はマイニングには向かないので別のグラボの方がいいのでは
RTX3060をこれから購入するにあたってLHRか非LHRかを見分けるのが難しいため今回はやめておきます
返信ありがとうございました
3060使っているリグのうち、一つは
NiceHash Quick Miner使って運用出来てますよ
しかし、もう一つの方は最初は良かったですけど
最近急に使えなくなったりしたので、NiceHash Minerに変更しました
ひょっとしたら構成によって使えたり使えなかったりするのかなって思いました
使えたリグ構成(リグ1)
1080ti
1080ti
3060
使えなくなったリグ構成(リグ2)
3070
3070
3070
3060
30系のグラボを併用している場合
ドライバーが最新じゃないと
NiceHash Quick Minerが使えないのかも?
ちなみにリグ1は未だにNiceHash Quick Minerで正常に運用出来ています
米どうもです。
やはり旧RTX3060は不安定ですよねぇ
筆者もこいつを積んでるリグは不安定になると数日ごとにメモリーエラーを吐いて落ちます。
GPU4本以上刺したいんですが、まれに落ちることを考えてこれ以上の増設はセーブしてます。
現状はNHQMで運用できてますが、今後はなんかのはずみで使えなくなるかも・・・と侃侃諤諤です。
オススメグラボのページでもRTX3060系グラボは「おすすめしないグラボ」にしてます(´・ω・`)ショボーン