GTX1660Superでマイニングってどうなの
割とあり
グラボがないっ!
マイニングが流行っていますね。筆者もゲーミングPCを流用したマイニングを初めてどっぷりマイニング道にハマっています。まぁ住んでいる場所が超田舎なのでパソコン以外に暇つぶしがないってのもあるんですが。
自作PC組むの楽しいですよね。
ただ、昨今のマイニングブームによって、とにかくグラフィックボードの取り扱いがない・・・。マイニングで使用するのはRTX3070がワッパ・温度管理などで考えると最高のようですが、本当に取り扱いがないのです。RTX3070・RTX3080は全滅、RTX3090は値段が高すぎ、RTX3060は取り扱いに難がある・・・。という状況。
そんな中でGTX1660Superが、ワッパ・温度管理・購入費からかんがえてもバランスがよい選択肢となっているようでせう。
GTX1660Superの特徴
GTX1660Superは安い
筆者は2021年4月下旬より10日あまりのGW休暇をいただきました。鹿児島の母の実家に帰りがてら、帰路にアプライド・パソコン工房・グッドウィル・ソフマップ・PCデポといった主要なパソコン屋を20軒ほどめぐりながら、鹿児島~四国~和歌山ルートで中部に帰宅しました。
が、手に入ったのはRTX3060とGTX1660sそれぞれ1本のみでした・・・。
ただ、GTX1660superは値段が4万円ほどと安く手に入った割には、リグに組み込むのが楽で「これの本数をたくさん揃えるのが一番楽じゃね・・・?と思うに至りました。
GTX1660superのハッシュレートとワッパ
ワッパとハッシュレートを、RTX3090と比較。単純に3090の1/4程度のハッシュレートですが、消費電力は274÷74=3.7本ぶんでワッパが良い事になりますね。
RTX3090の実売価格が30万円の事を考えると、4万円ほどで手に入る1660super4本揃えたほうが、リグの金額的には安く上がる事になります。
GTX1660superは小さい
筆者が購入したmsiのはファンが1つでとても小さい!省スペースPCにも突っ込めるサイズなのはいいですね。補助電源も8pin一つなので取り回しも楽。
奥のRTX3060と比べてもそのサイズは半分ほど。RTX3090ともなるとこの2.5倍くらいの大きさになる上にスロットも3つ食うので、とても邪魔です。勘弁して欲しいです。何考えてんのってくらいでかいです。
GTX1660superのマイニング設定
筆者はRTX3060と同一リグ上に構成しているという特殊な事情なため、NiceHashQuickMinerを使用せずNiceHashMiner+AfterBurnerを使用しています。
AfterBurnerの設定は公開設定通りCoreClock-150、Memoryclockは調整中で+800(+1200が公式設定だったような)、PowerLimitが60%です。
ハッシュレートは上でも述べたように31MH/sくらいですね。
この設定で、まな板リグでGPU温度が51℃くらい。
運用状況
2021/8/9
結論:結構いいと思う
格安のGTX1660Superを複数枚使用したマイニングリグは結構ありだと思う。場所を取らない、温度管理が楽、複数枚揃えれば格上のRTX系グラボにもワッパ的に十分戦える。
「電源容量的にあと100w未満のグラボがさせるんだけどなぁ・・・でもスペースも狭いし厳しいかな?」ってときには、「とりあえず足しておこうか」的な用途でGTX1660Superを追加するのが最も手堅い方法と思いますよ。
筆者のようにゲーミングPCにRTX3080とかの大きめのグラボを入れて、でもなんとかギリギリあと1本くらいは・・・ってときにGTX1660superはそのスキマを埋めるのに良いと感じました。
電源容量的にも一般的にゲーミングPCなら800wくらいが標準でしょうが、RTX3080なんかだと消費電力が250wくらい行くでしょうから、なんだかんだで余裕は100~150wくらいしかない。そこにスポッと1660Superが入り込む感じですね。
ただその利便性が広まりつつあってネットでの値段が上昇気味にあるのが難点ですねw(あちゃ~
追記:37MH改造
特定のメモリーを採用しているGTX1660sのみ、ハッシュレートを31→37MHまで盛れる改造が発見されました。改造にはVBIOS書き換えが必要で危険は伴いますが、かなりの高ハッシュ化ができますね。
自己責任でチャレンジしてみましょう。
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