
G13のスティックがいよいよどうにもならんよ~

大改造だな
壊れかけのG13
自分で修理?・・・無理だ
筆者は左手がコントローラー(G13)、右手がマウスのいわゆるモンゴリアンスタイルでFPSをプレイしている。ロジクールのG13はいわずもがな名機であり最高の左手キーボードと名高いのだが、メーカーとしては採算が取れなかったのか、廃盤となってしまい再販してくれないようだ。
スイッチ部分が反応しなくなることもあるのだが、筆者の場合はFPSプレイヤーとして一日数時間~数十時間FPSをプレイすることからも、スティック部分の劣化が激しい。
とにかくこのスティックが半年ごとに効かなくなり、その度にg13を追加購入したり、自分で修理したり・・・と色々やってきたが、修理は失敗するし新規購入はアホみたいに高い金額だし、でいよいよ詰みつつあった。

足元みやがって(´・ω・`)
これはもう大改造しかない。
で、だ。色々と考えてみたのだが、もうスティック部分だけを別のコントローラーにするしかないという結論に至った。こう決まれば話は早い、早速改造作業だ。
スティック化には上記の製品を使う。ADRVMIC REVIVE USB MICROという製品だ。これは小型軽量であるから、うまく改造すれば本体内部に組み込めそう。

スティック部分についてはロジクールのコントローラーから剥がすという手法を紹介してきたが、ALI EXPRESSで上記のような製品を見つけた。この製品はPS1のコントローラー用のものだ。
外形寸法はおおよそ同じであるが、スティックきのこが刺さる部分の金具が少し短い。ただこの点を除けば他は問題ないので、今回はこれを使う!

外形寸法はほぼ同じ!これは使える

この点は対応が必要だ。



下側は既設の基盤が印刷されているためだ。
なので、各センサー類の足は折り曲げておく。

裏側の基盤がないのは、筆者がこれら改造を何度も繰り返し挫折してきた証。
まずは背面の基盤をサンダーで削り取り、裏側に配線を実装したのだが、取り付けた配線が邪魔でスティック基盤がおさまらなくなり、G13の上蓋がしまらなくなった。
色々考えたが「上側に配線すればいいじゃん」という結論になったわけだ。


黒線は共有線で、スティック左右上下と押し釦にそれぞれに渡り線で繋いである。
あとはそれぞれの線を配線した。

黒線は共有線
赤白はスティック上下左右
黄色がボタン押し込みに割り当てた

きちんと動作することを確認したぞ!

ハンダならばかなり無理に押し込むと変形するので調整がし易いのだ。
(1)ホットボンドをスティック部に落とし込む
(2)かたまらないうちに差し込む
(3)ホットボンドが固まったら引き抜く
(4)位置調整のハンダを穴に入れて再び差し込み完成


このG13は改造に改造をしまくったものなので、基盤を取り付ける部品はすべてとっぱらってある。
が今回の改造ではおそらく既存の基盤を改造は必要ない(かも)

線がちょっと太くて取り回しが悪いのと、基盤とUSBケーブルの頭がはさまってG13の上蓋がはまらないのだ。
この辺は、うまく入れ込む改造が必要かもしれん。
筆者は結局、外にだした。
まとめ
今回、「スティックだけ別コントローラー化する」ということで、G13のスティックを酷使しているFPSプレイヤーの人たちには光明が見えたのではないだろうか。
ただ上の改造を見てもらってもわかるように、たしかに現実可能ではあるが、割りとムチャである(笑)
しかしG13の価格が5万円を超えてきていることも考えると、トライしてみるのも有りではないかと思うぞ。

G13再販してくれよ~ォ

それなぁ~
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